こるりです♪
お子様たちは日常の中で自然に何かになりきったり、
役割を演じたりして遊ぶ姿が見られますね!
ごっこ遊びとは一体どんなものなのか、保育・療育の視点から解説します。
ごっこ遊びとは、身近な物事の真似をして楽しむ再現遊びの一環です。
子どもが何かになったつもりになって、
対象の「ふり」や「まね」をする遊び方のことですね。
具体的に、家庭のできごとを真似る「おままごと」や、
アニメの模倣をする「ヒーローごっこ」など、
想像力を存分に発揮し、さまざまなものに変身することで、
年齢・発達段階ごとに遊びの幅が広がっていきます!
では、ごっこ遊びのねらいや育まれる能力とはどんなものなのでしょうか。
1.創造性
ごっこ遊びでは、子どもなりに場面をイメージしながら遊ぶため、想像力や発想力を育むというねらいが挙げられます。
また、ブロックや積み木をご飯に見立てたり、
遊びに必要なおうちやおもちゃなどを作ったりなど、
必要に応じて道具を用意する創造力にもつながりますね♪
ごっこ遊びを通して現実と虚構の間をいったりきたりすることで、
イメージを形にする力や、想像を友だちと共有する力が
磨かれていきます。
2.社会性
おままごとやお店屋さんごっこでは、
身近な日常生活における役割を認識するようになり、
社会のルールや場面に適した言葉づかいを学ぶというねらいもあります。
また、ごっこ遊びを通して小さな社会活動を体験するため、
決まりの必要性を遊びのなかで実感するシーンもありそうですね!
3.協調性・コミュニケーション能力
ごっこ遊びには、ゼロから子ども同士でイメージを膨らませて
共有しながら遊ぶことから、
協調性や言語能力を育むという役割もあります。
年中・年長あたりになると、子ども同士で決めたルールを守ったり、
ごっこ遊びを続けたりというねらいに向かって
みんなで協力する姿勢を遊びのなかで自然に学んでいきます♪
また、そのときの状況に合わせた言葉づかいを選ぶなど、
言葉を使って他者とコミュニケーションをとり、
その楽しさを知るというねらいにもつながりそうですね!
4.思考力
ごっこ遊びのなかで「もっとこうしたい」とイメージを形にするために
試行錯誤する姿もあるでしょう。
そうした工夫や模索をすることが、
子どもの思考力の芽生えにつながっていきます。
また、ごっこ遊びの対象をじっくりと観察し、
遊びのなかで思い出しながら再現するという過程が
子どもの記憶力を養うことにも関係していきますね♪
5.心理的な発達
何者かになりきって、他者の立場での振る舞いを考えるごっこ遊びは、
子どもの情緒面の発達にも役立つと言われています。
他者の立場を体験することで、
「お母さんはやることがたくさんあって忙しい」
「お店屋さんはお客さんにありがとうと言われたらうれしい」など、
他の人の気持ちに気づくきっかけになりますね!
「自分と他の人では感じ方が異なる」
「現実と虚構の区別」といったことを実感するうえでも、
ごっこ遊びには大きな効果があります。
こるりでは様々な方面から発育にアプローチをしていきます。
ご興味持たれましたらお気軽にお問合せ下さい♪
児童発達支援・放課後等デイサービス こるり
TEL:052-355-8852
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